イギリスのEU離脱によりEU予算に「穴が開く」 EU予算担当委員

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イギリスのEU離脱により、EUの予算は100億ユーロの不足が発生する、とEUの予算担当委員が発言した。

 

ギュンター・エッティンガー委員は、EUは出費を減らすか、もしくは新しい資金源を見つける必要があると語った。

 

イギリスのEU予算負担分は全体の約16%に達する。

 

今後の対策としては、EUによる農業政策への出資を減らす、金融取引に課税する、などが検討されている。

 

「大国が一つ抜けてしまうのです。影響がないはずがありません」とエッティンガー委員はEUの将来を検討するための討議資料に記している。

 

「EUからの出費のすべてがEU圏内に住む人たちに良い影響を与えなくてはいけません」。

 

2019年3月までに完了する予定のイギリスのEU離脱については、交渉がすでに始まっている。

 

EUに頭痛の種を与えるのはイギリスの離脱だけではないようだ。

 

「防衛やEU圏内の安全保障などにも新たに予算が必要になります。埋め合わせなければならない金額は2倍に膨れ上がるかもしれない」。

 

一方、イギリスからの予算負担がなくなると、その分予算の手続きはシンプルになるという見方もある。

 

現在のEU予算負担分については、マーガレット・サッチャー元首相の時代に交渉され決定した複雑な計算方法が使われてきた。

 

イギリス離脱によるEU側の影響については、今年の終わりまでにはより明確に見積もり、また2020年以降の予算案については、2018年半ばまでには提案したいとEUは考えている。

 

 

 

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