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バークレイズのCEO 「ロンドンは金融の中心地であり続ける」

金融

 

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バークレイズ銀行のCEOであるジェス・ステイリー氏は、ロンドンはEU離脱後もヨーロッパ金融業界の「肺」であり続けるだろう、と語った。

 

バークレイズは業務の一部をアイルランドやドイツに移す可能性があるとしているが、ヨーロッパに関わる銀行業務のほとんどはイギリスにベースを置いたまま続けることが可能であるとした。

 

「ロンドンがヨーロッパ金融の中心でなくなってしまうとは、私は考えていない。イギリスがヨーロッパ金融の「肺」であり続けると考えるあらゆる理由がある」

 

またヨーロッパ各国の首都からバークレイズに対して、本部をイギリスから移すよう誘いの声がかけられていることを認めた。

 

「今まではどの国の首都も来てほしくないと言っていたのに、今は歓迎すると言い始めている。興味深いことだ」

 

バークレイズがイギリスにとどまると表明したことは、テレーザ・メイ首相やフィリップ・ハモンド大蔵大臣らにとって喜ばしいことである。

 

バークレイズの「移転しない」という表明は、HSBCが1,000人分のポストをパリに、またUBSが最大で1,000人分の職をヨーロッパに移転するという方針を表明した翌日に行われた。

 

バークレイズはEU政府の発行する債券の最大の引受人であるが、専門家たちによれば、イギリスがヨーロッパ単一市場を離れた後もEU政府債の引受人を続けるのは難しい。

 

ステイリー氏は、ドイツやアイルランドでの業務を開始してバークレイズの経営構造を変えれば、イギリス当局やEU当局から許可を得られるはずであり、またEU政府の利益にも沿った形になると述べている。

 

また、ドナルド・トランプ政権によりアメリカ経済の成長を見込むことができ、金利の引き上げも期待できることから、銀行の利益も上昇するだろうと将来の見込みには前向きである。

 

現在、バークレイズにはアメリカ当局と係争中の案件がある。

 

サブプライムローンに関してバークレイズがかかわった業務について、アメリカ司法省は罰金の支払いを言い渡しているが、バークレイズ側はこれを不服として法廷闘争になっているものだ。

 

「アメリカの司法制度が公正な結果を出してくれると私は信じている」とステイリー氏は語っている。

 

 

 

 

www.bbc.com