バンカメ EU離脱後のヨーロッパ拠点はアイルランド

 

 

f:id:donaldnakamura:20170725231914j:plain

 

バンク・オブ・アメリカは、イギリスのEU離脱に対応するプランとして、EU圏内の顧客向けのサービス拠点をアイルランドの首都ダブリンに移転する。

 

ダブリンをヨーロッパの拠点とるすることを発表したのは、アメリカの銀行ではバンカメが初めて。

 

シティグループはフランクフルトをヨーロッパ取引の拠点として選んでおり、またモルガン・スタンレーも一部報道によるとフランクフルトを選んだと伝えられている。

 

イギリスに拠点を置く金融機関は、2019年3月にイギリスがEUを離脱するにあたり経営プランの詳細をイングランド銀行へ届け出るよう求められている。

 

現在イギリスに基盤を置いている多くの金融機関は、イギリスのEU離脱によって業務を行うことができなくなる可能性がある。

 

これらの金融機関は今後もEU圏内の顧客へのサービスを続けられるように、子会社をヨーロッパに移すことを検討している。

 

バンク・オブ・アメリカはダブリンに700名、イギリスに6,500名(うちロンドンに4,500名)のスタッフを擁している。

 

会長兼CEOのブライアン・モイニハンは「ダブリンに住んでいる従業員の数は、イギリスを除くヨーロッパのどの国よりも多い」と語る。

 

バンカメは、すでに全業務においてアイルランドでの営業許可が下りており、アイルランドに登記された拠点も持っている。

 

EU離脱交渉についてより明確なことが判明するまで待つつもりだ。議論がどのような結論に達しても、顧客へのサービス提供に必要な準備はすべてしてゆく」

 

アイルランドのレオ・ヴァラッカー首相はすでにブライアン・モイニハンCEOと面会しており、歓迎の意を表明し、両者の関係の今後の発展に期待を示した。

 

先週には、バークレイ銀行がEU離脱後にダブリンでの業務を拡大していくことについて、アイルランド当局と協議中であると発表した。

 

バークレイはアイルランドですでに40年間業務を行ってきたため、バークレイにとっては”自然な拠点”となる、と述べている。

 

 

 

www.bbc.com